扇風機?エアコン?雪国の“暑さ対策”リアルレポ

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扇風機?エアコン?雪国の暑さ対策リアルレポ

「雪国って夏は涼しいんでしょ?」と、よく聞かれます。
たしかに暑い期間は短くて、お盆を過ぎれば寝苦しい夜も落ち着きます。
でも――短い夏でも、暑いものは暑い!私はとても耐えられません。

エアコンはつけっぱなし。扇風機の風がないと、気分的にもう無理。
「暑がりなのかな?」とも思いましたが、実際は寒さにも暑さにも弱いだけでした(笑)

ここ数年は、熱中症で倒れる人も増えています。

車社会の田舎では、健康のために徒歩で出かけようとすれば、
アスファルトの照り返しに加えて、クーラー全開の車が横を通るだけで暑い。
車の中は快適なんでしょうけど、外を歩くこちらはたまったものじゃありません。
「なんで私だけ暑い思いを…!」って、ちょっと腹が立つこともあります(笑)

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目次

雪国・青森の夏は短いけれど、暑い


「雪国の夏は涼しい」と思われがちですが、実際には短期間で一気に暑くなる“短期集中型”の夏です。
日中はじりじりと太陽が照りつけ、肌が焼けるような感覚。しかも湿気も多く、ジメジメとした不快感を伴うのが特徴です。

青森では、7月は梅雨の季節。 朝からどんよりとした空が続き、蒸し暑さを感じる日が多くなります。
月末が近づくと、夏休みの空気とねぶた祭りへの期待感で街が一気に“夏モード”に。夜も寝苦しく感じるようになります。

そして8月、ねぶた祭とともに梅雨が明けます。
朝8時で30度近い日もあり、気温も気分も最高潮。個人的には、この時期が最も“夏らしさ”を感じます。
人が増えることによる熱気も加わって、思わずあらゆる冷えグッズを買い漁りたくなる時期です(笑)

お盆を過ぎると、気分的には「秋の気配」がしてきますが、実際は30度以上の暑さが続きます。
ただ、ねぶたの頃のような重たい暑さではなく、少しずつカラッとした爽やかな暑さに変わっていく印象です。

さらに驚くことに、9月も暑く、10月前半まで半袖で過ごせる日もあるのが青森の夏。
日中は25度を超えることもありますが、朝晩は20度を切ることもあり、肌寒さを感じるほど。お年寄りの中には、朝方にストーブをつける方もいるほどです。

暑さの質や感じ方はその年によって異なりますが、どんな年でも**「雪国=涼しい」はもう昔の話」**なのかもしれません。

私の暑さ対策アイテムと本音レビュー


■扇風機とサーキュレーター

わが家には、扇風機とサーキュレーターの両方があります。
扇風機の風はやはり涼しくて気持ちいいのですが、これだけでは暑さを乗り切れません
長時間直接当たっていると、喉の調子が悪くなることもあるので注意しています。理想は、そよそよとやさしい風。現実は風の奪い合いです。

サーキュレーターは、風が直線的で「涼しい」というより空気をかき混ぜるための道具という感じ。
洗濯物の乾燥用や、外の涼しい空気を室内に取り入れるときに活用しています。
ただ、最近はガラガラとうるさい音が気になるようになり、そろそろ買い替えかな…と思いつつも、まだ動いているので判断が難しいところです。


■エアコンは“必需品”

私にとってエアコンはなくてはならない存在です。
特に寝るときに暑いのは本当に辛くて、寝不足で翌日働くなんて絶対に無理。
連日30度を超えるような日は、家にいる間ずっとエアコンをつけっぱなしです。

電気代はもちろんかかりますが、冬の暖房費に比べたら夏の冷房費なんてかわいいもの。
それでも、エアコンのない家もあります。特に高齢者の家庭では、そもそも設置していなかったり、あっても使わない人も。
我慢することが美徳とされてきた世代だからか、「いつ使うのか」がわからずにタイミングを逃しているのかもしれません。


■自然の風は……期待外れ?

「自然の風で涼しく過ごせたらなぁ」と思うこともありますが、現実はそう甘くありません。
団地の5階に住んでいるのに、夏になるとまったく風が通らないのです。
寒い季節にはビュービューと吹き抜けていた風が、暑くなるとどこかへ消えてしまったように。
カーテンもまったく揺れず、“風が恋しい”夏です。


■冷感グッズ・寝具・服の選び方

夏になると、「接触冷感」という言葉に惹かれて、寝具売り場へ足を運ぶこともしばしば。
でも実際は、使える期間が短く感じることが多く、最近は綿素材など肌に優しいものを選ぶほうがコスパがいいと感じています。

冷感グッズの中では、汗拭きシートが手放せません。服の中で汗が流れるのを感じるのが、なんて不快なこと!
服の中は汗がこもりやすいので、汗じみが目立たない色や素材を選ぶようになりました。
服も寝具も、最終的には「肌に優しく、長く使えること」が基準になってきた気がします。

暑さに慣れないからこそ、工夫する毎日


私は暑さに慣れていないぶん、「暑くなってから対策する」のでは遅いと思っています。
そのため、暑さを感じる前にエアコンをつけたり、日傘をさしたりして、できるだけ身体に負担をかけないようにしています。
また、「まだ大丈夫」と思っていても、時間を決めてこまめに水分補給や休憩を取ることも大切にしています。
熱中症になると回復までに何日もかかるため、何よりも**“具合が悪くならないこと”を最優先**にしています。

雪国の人なら一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
「この冬の雪、夏に持って行けたらなぁ……」と。逆も然り。
今のところそんな都合のいい技術はありませんが(笑)、雪を恋しく思うくらい夏はやっぱり暑いんです。

夏の朝は、私にとって貴重な時間です。
朝6時に起きて窓を開け、涼しいうちに空気を入れ替え、ストレッチをして1日をスタート。
集中したい作業や家事は、朝8時までに済ませるように心がけています。
暑くなる前に動くことで、体にも心にも余裕ができます。

無理をせず、自分のペースで“夏と仲良く付き合う”ことが、私なりの暑さ対策です。

まとめ:雪国の夏と、私の暮らし方


本当は扇風機やサーキュレーターだけで、自然の風を感じながら暮らしたい。
でも、最近の暑さは命に関わるレベル。エアコンがなければ、もはや生きていけません。

雪国の夏は意外と暑いけれど、期間が短い分、楽しみ方も工夫しがいがあります。
ねぶた祭の熱気で気を紛らわせたり、他の地域の猛暑に励まされたり。
冬の寒さや大雪に比べれば、と思って自分を納得させることも。

夏の味覚を味わいながら、短い夏をうまく乗りこなしていきたい――それが、私の夏との付き合い方です。

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この記事を書いた人

青森県在住の40代です。
日常のおすすめ品、近辺のお出かけ情報、読書感想、ブログ運営でのつまづき解消法を発信しています。
日々の些細な気になる?を解決したい!


読書・本屋さんをウロウロする・塗り絵・散歩・積立NISA3年目・あつ森・食べること

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