こんにちは、つぐみです。
冬シーズンは数週間ごとに最強寒波が訪れる雪国に住んでいます。
徒歩が1番確実で安全な移動手段なのですが「滑らない靴(長靴)が欲しい!」
と思い、いろいろと探しました。
結局、滑るとわかっていてもハンターブーツをリピートしてしまいました。


ハンターブーツ(長靴)雪道で滑ります!

「ハンターブーツは歩きやすいですよ。」
「ハンターブーツは履き心地いいですよ。」
と言いたいところですが、正直に言うとそうでもありません。
横滑りする

底を見てもらえるとわかると思うのですが、ハンターレインブーツのそこは溝が浅く、横向きになっているため、雪道では横滑りしやすいです。
履きこまれた長靴はその溝も減り、余計にツルツルで危険です。
前後に踏ん張りは効くのですが、車や人に踏み固められて、ボコボコ斜めになったような雪道では、全方向に滑る可能性があり非常に危険です。
ハンターレインブーツは底の溝の形状から、横に滑りやすいということに注意してください!
雪質による
ハンターブーツは滑るのですが、ハンターで滑ると言うことは何を履いていても滑るんです。
少しの晴れ間で溶けた雪がまた凍った次の日の朝。
ガチガチに踏み固められた雪道。
ブルドーザーに除雪されたばかりの雪道。
雪国で長く暮らしていても滑るんです。雪道を歩く特別なスキルが身についてることはありません。
「雪国マウント」なんて言葉がSNSで飛び交いますが、いやいや雪国だってみんな滑ってますよ?!人も車も、毎朝、毎晩ツルッツルです。事故多発です。
私は整形外科で働いていた経験から、雪道での転倒・骨折の多さを日々感じていました。 「雪国の人は滑らない」と思われがちですが、実際には誰でも滑ります。
ハンターブーツ(長靴)を雪国で愛用するわけは?

ハンターレインブーツ以外の長靴はないかと靴屋さんに行くのですが、やっぱりハンターブーツが色んな条件にマッチしています。
おしゃれなデザイン
外出の前は雪かきを必ずしなければいけません。お買い物の後も車に積もった雪を払わなければ車を動かすこともできません。
いちいち履き替えるのも大変です。
ハンターレインブーツは、ブーツのようなシルエットなので、『長靴!!』感はあまりないです。
細身でスタイリッシュで、カッコよくも可愛くもなります。
でも最近のファッションはゆとりのあるパンツが多いので長靴を合わせるのは難しいですね。
ハンターレインブーツを履くと思うとスキニーパンツを選んでしまいます。

程よいフィット感
おしゃれに見えるのは、程よいフィット感のおかげであると思います。
余裕が欲しいと思う方もいますが、大雪の日は膝まで雪が積もることもあります。
多少のフィット感があった方が雪や雨が入りにくいのでおすすめです。
オールシーズン対応
内側がふわふわの生地ではないので、梅雨や豪雨が珍しくない最近の天気でも安心です。
雪国の長靴売り場には冬は中がふわふわの暖かい素材が使用された長靴が売られています。
季節で使い分けて持つのもいいのですが、かさばるものは1つあれば十分です。
ハンターレインブーツは長い分、豪雨の雨の跳ね返りも、歩く横をバシャバシャと無神経な車が通っても膝まで防げるので服が汚れて嫌な気分になりません。
長持ち&高コスパ
私が初めてハンターレインブーツを購入したのは2008年でした。
今年購入するまでなんと14年も履いていたんです。そんなに長く使用していたのは自分でも驚きました。
どうして買い替えたかというと、ブーツの底が減ってしまったからです。
雨の日のみの仕様ならまだまだ現役でいけたんですが、雪道を歩くとなると心許ないため買い替えに至りました。
長靴にしては高額なので購入するまでは大分悩みました。が、買い替え後リサイクルショップに古いハンターレインブーツを持って行ったところ、五百円で買取してもらえました。
リセールバリュー良すぎです。

冬は専用ソックスで快適に
ハンターレインブーツは雪国仕様ではありません。
ですが、ハンター専用のフリース素材のソックスをブーツに被せることで冬の寒さ対策もできます。
可愛さもアップするのでおすすめなんですが、私は使用していません。
ブーツを脱ぐ時に一緒にソックスも抜けてしまうからです。
フィット感があるので、ソックスを使用する場合はブーツのサイズを1サイズか2サイズお好みでアップするのがおすすめです。

ハンターブーツ(長靴)長く使うためのお手入れ方法
長靴にしては高額なハンターレインブーツですが、せっかくいいものを購入したらお手入れすると愛着も湧きますし、長持ちします。

専用の保護剤でケア
ゴム製品の素材の保護とツヤを取り戻す専用スプレーです。
紫外線によるダメージを防ぐので劣化を防ぎます。
1つあると、ハンターレインブーツはもちろん、他のゴム製品にを使えるのでコスパもいいです。

メラミンスポンジで簡単お手入れ
ハンターレインブーツは純度の高い天然ゴムなので、使っているうちに白くくすんできます。
多少の白さは、使い込んだ感がかっこいいので、カジュアルがお好きなかたにおすすめです。
綺麗めが好きな方は、まめに磨いてお手入れするとピカピカになるので、自分の好きなツヤ感を探してください。
そんな自分好みに磨いたブーツはますます愛着が湧きますね。
専用の保護剤や艶出しで磨くのもいいのですが、気になった時にさっと綺麗にできるのが100円ショップでも購入できるメラミンスポンジです。
メラミンスポンジで気になるところを磨いたら、最後に保護剤を使えば、さらに長持ちします。
ハンターブーツ(長靴)は購入前に必ず試着を!

ハンターレインブーツはおしゃれで、長さもあるので実用性バッチリなんですが、そんな長所は短所でもあります。
とは言っても、最近のハンターには、長さも素材も様々なブーツがありますのでお気に入りが見つかります。
フィットし過ぎるから
フィット感があるからオシャレに見えるのですが、足の下腿の形で「合わない」「履きづらい」「履くと形が崩れる」などの意見もあります。
ワンサイズ上げることで解決する人もいますが、履きづらいとどうしても使用頻度が少なくなります。
形がご自身の下腿と合わないなと感じた方にはおすすめできません。
長過ぎるから
膝下までくる長さは、大雪や大雨の日にすごく心強いです。長靴の中に雪が入ってくることはほぼありません。
ですが、膝下までの長さはしゃがんだりする作業時にはすごく不便です。
雪遊びにも農作業にも不向きです。
ご自身の用途によって合わない場合もあります。
ハンターソックスも買うならワンサイズ大きめを
私は試着せずにハンターレインブーツとソックスも一緒に購入したのですが、ぴったりのサイズを購入してしまいました。
入るには入るのですが、あまりにもピッタリするのでソックスが一緒に脱げてしまい、結局は使わなくなりました。
試着して購入して入ればよかったと後悔しています。

ハンターブーツ(長靴)まとめ
ハンターレインブーツは、凍った雪道では滑ります。
それでも、機能性・耐久性・デザインのバランスが良く、雪国で愛用者が多いのもハンターレインブーツです。
長靴にしては高額なハンターレインブーツですが、大切にお手入れすると10年以上現役で活躍してくれるのでコスパがいいですよね。
最近は長靴だけじゃなく、様々な素材や長さのブーツがたくさんあります。
見かけたらぜひ試着してお気に入りのハンターブーツを見つけてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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